上座・下座のマナー
和室でも洋室でも、部屋には上座と下座があるのですが、それを決める基準と言えば、その場所がいかに気持ち良くくつろげるかという点にあります。上座には目上の人や年配の方が座ることになっているのですが、具体的にはどのようにして決めているのでしょう、ここでは、和室と洋室にわけで、ご説明します。
和室では、床の間と床脇棚の位置によって、上座と下座がきまります。床の間は礼拝の位置とされていますので、そこから一番近い席が上座となりますが、この場合は、くつろげる場所と言うよりも、相手を敬う意味からこの場が上座になるのです。床の間や床脇棚のない場合には、入口から最も遠い場所と考えればいいでしょう。また、気を付けたいのはクーラーの場所、日があたる場所、景色が見える場所などによって、上座を決める場合もあります。どちらにしても、相手が勧める座に就くのが礼儀です。
洋室の場合は、入り口から一番遠い席を上座としています。それは和室の場合と同じ理由ですが、入口から近いところは落ち着きがない場所になるからですし、椅子の様式によっても、上座と下座の判断が付くと言われています。ソファーが最も格式が高いとされ、アームチェアー、アームレス、スツールと言う順番になります。通常は上座の位置にソファーがあるものですが、これが不規則になっている場合は、入口から遠いところが上座とするしきたりがあります。
と同時に、和室と同じで、日当たりやクーラーの位置、景色などによって、上座、下座は左右されるものです。自分で席を選ぶ場合は、まずは入口から近い下座に座るのが礼儀になります。ところで、椅子に腰を下ろすのは、相手が車で椅子の横に立つように、進められてから、座るようにしましょう。席に着いた後に相手が来る場合もありますので、すぐに席を立てるように準備する心遣いは必要です。
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